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藤井敏彦の「CSRの本質」

企業の社会的責任(CSR)とは何なのか。欧米と日本を比較しつつ、その本質を問う。

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グローバリゼーションの「陰」には全く違う二種類の「陰」があるとワタシは考えてきました。一つの「陰」の典型例は中国やインドなどの児童労働問題。もう一つの「陰」の典型例はアフリカの栄養失調の子供たちです。どう違うのでしょうか?

2008年2月11日 10:00

現在のところ日本の多くの会社にとってアフリカの話は火星の話と同じくらい距離感があります。はたして洞爺湖サミットに至る一連のイベントは転換点となってくれるでしょうか。

2008年2月 4日 10:00

CSRを考える上で主要先進国サミットは欠かせないアイテムです。なぜならば主要先進国サミットは、公共政策の世界的アジェンダセッティングの最先端だからです。今後の国際的公共政策の方向性を占う上で格好の水晶玉の役割を果たします。かつ、そこでは我々日本が主要なプレイヤーであります。

2008年1月28日 11:00

北京五輪はリスクマネジメントとしてのCSR、とりわけNGOとの衝突という欧米的CSRの本質が日本企業にとっても現実のものとなっていることを明確にすると思います。2008年はグローバルにCSRを考えるべき年になると思います。

2008年1月15日 11:00

地球温暖化問題への対応は非常に重要です。今年ますます声高に叫ばれると思います。同時にそれ故に環境対策について、CSR全般について複眼的思考が求められるのが2008年ではないかと思います。

2008年1月 7日 11:00

ヨーロッパのCSRは社会的排除の問題を軽減するために利益を犠牲にして能力の劣る人間を雇おうという、そういう運動だったのです。CSRとはそれほど革新的な形で登場した概念なのです。

2007年12月24日 11:00

ヨーロッパは明確かつ限定された目的をもってCSRという概念を形作っていきました。その目的とは、若年失業の問題の軽減し、ひいては社会が分裂しないようにすることです。

2007年12月17日 11:00

みなさん、ご機嫌よう。悩み多きCSR担当者の皆さんのご質問に、CSRコンサルタントのトーマス・フジイがズバリお答え申し上げます。

2007年12月10日 11:00

2001、2年頃、日本に「CSR」という言葉が紹介されると様々な分野の専門家が「我こそは!」とご自身の分野をCSRの旗の下に論じられました。結局、「CSRとは何か」という問いかけはなされませんでした。

2007年12月 3日 11:00

CSR報告書は「効能書き」を美しく視覚化したものが多いです。しかし、それらをCSRの本質的部分だと考えることは危険です。

2007年11月26日 11:00

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藤井敏彦の「CSRの本質」

プロフィール

1964年生まれ。経済産業研究所コンサルティングフェロー。経済産業省通商機構部参事官。著書に「ヨーロッパのCSRと日本のCSR-何が違い、何を学ぶのか」、共著に「グローバルCSR調達」がある。

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