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yomoyomoの「情報共有の未来」

内外の最新動向をチェックしながら、情報共有によるコンテンツの未来を探る。

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Google は紛れもなく偉大な仕事をなしており、正に「世界を変える」力を持った稀有な企業です。だからこそ、Google は自身が強大な力を持っていること、そして彼らが忌む「邪悪」が、そうした力を持つ者たちの高慢や独善から導かれることが多いことにもっと自覚的であってほしい。

2008年8月21日 10:00

Googleマップのストリートビュー機能が大きな議論を呼んでいます。日本がサービス対象内になってみて初めてこのサービスの凄さを実感できました。正に「世界を変える」ものだと思います。問題は、この「世界を変える」破壊性が無条件に称揚されるものではないことです。

2008年8月20日 11:00

先月末、Open Source Convention(OSCON)が開催されましたが、報道を見る限り、今年の OSCON で最も注目を集めたのは Apache Software Foundation に10万ドルの寄付を行い、サム・ラムジ(Sam Ramji)が基調講演を行なったマイクロソフトだったようです。

2008年8月 6日 10:00

本ブログでもクリエイティブ・コモンズに関する話題は何度も取り上げておりますが、今週 iCommons Summit 2008 が開催されるというのもありますし、毎月献本いただいている Software Design 8月号の Pacific Connection が面白かったので、今回はこれを取り上げたいと思います。

2008年7月30日 10:00

先週の土曜日はオープンソースカンファレンス2008 Kansaiに足を運びました。お目当ては株式会社はてなの伊藤直也さんによる「はてなのバックエンドシステムと開発手法、過去と今」でしたが、実際このセッションは300人くらいの聴講者を集めたようで、間違いなくこの日のハイライトになっていました。

2008年7月23日 08:00

昨日の続きです。クレイ・シャーキーは、急激な生産性の向上とそれにより生じた余剰に人間が適合するのには時間がかかり、その不安から逃れるため産業革命後のイギリスではジン、第二次世界大戦後のアメリカではシットコムが浪費され、そしてさらにソーシャルメディアがそれを担っている、と指摘しています。

2008年7月17日 08:00

前回、新作を取り上げたコリィ・ドクトロウは、SF作家というと未来予測に長けているというイメージがあるが、実際にSF作家が言い当てているのはむしろ「現在」である、と説きます。そして、どうして我々はテクノロジーにより人間という種自体をも超越する「特異点(Singularity)」の話を求めるのか、それは現在の何を反映しているのだろうと問いかけています。

2008年7月16日 08:30

前回に続いて、クリエイティブ・コモンズのライセンスの下で公開されている書籍を2冊紹介しますが、クリエイティブ・コモンズといえば、7月末から8月はじめに世界中のクリエイティブ・コモンズ関係者が一堂に会する国際会議「iCommons Summit 2008(iSummit 2008)」が札幌で開催されます。

2008年7月 2日 08:00

「レッシグ以上にオタクでギークな法学者」とも評されるジョナサン・ジットレインは、近著『The Future of the Internet and How to Stop It』で iPhone と Apple II というアップル(スティーブ・ジョブズ)が世に送り出した二つの商品の性質は正反対である、と指摘します。その違いは generative(生成力がある、生殖性がある)かどうかである、というのです。

2008年6月25日 08:00

アップルのiTSが米国最大の音楽小売店であることを考えれば、さまざまな音楽サイトにiTSへのリンクが増えているのは不思議ではないのですが、最近ではメジャーに留まらずインディーズにも利用の広がりを感じます。今回はそれを支えているサービスの一つである「CD Baby」を紹介します。

2008年6月11日 08:00

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yomoyomoの「情報共有の未来」

プロフィール

1973年生まれ。 ウェブサイトにおいて雑文書き、翻訳者として活動中。その鋭い視点での良質な論評に定評がある。訳書に『デジタル音楽の行方』、『Wiki Way』、『ウェブログ・ハンドブック』がある。

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