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石井孝明の「温暖化とケイザイをめぐって」

温暖化問題と切り離せない経済。「お金」と温暖化の関係を追う。

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温暖化をめぐって、ビジネスの姿が急速に組み換わっています。リスクの領域では、それを軽減するために「天候デリバティブ」という手法が開発され、企業活動をサポートすると同時に新たなビジネスとして成立していました。広島県大竹市の野菜卸問屋をレポート。

2008年2月14日 10:00

近年の気候に変化は、日本の米産地にも大きな影響を与えている。「あきたこまち」の産地、秋田県からの報告。

2008年2月 7日 10:00

1月23日にEUは「ポスト京都」、つまり京都議定書の約束期間の後である2013年以降の地球温暖化対策案を発表しました。予想以上の厳しさに、私は驚きました。

2008年1月31日 10:00

英国の大手スーパーチェーンのテスコは、2007年初頭に、販売する商品7万点すべてにCO2の排出量を、ラベル表示する計画を公表した。私たちが商品のCO2の情報に囲まれて生活する日も、近いかもしれません。

2008年1月24日 11:00

ヨーロッパでは環境に配慮した「グリーン・ウェディング」(green-wedding)が増えているそうです。ヨーロッパにはコンセプトを生みだす力、そしてそれを受け止める社会があります。環境の分野での「発信力」では畏怖を覚えるほど、日欧の格差は広がりつつあります。

2008年1月17日 02:00

2010年ごろ、日本政府は「京都議定書の目標は達成できません」との宣言を出す状況に追い込まれるかもしれません。現在の京都議定書をめぐる温暖化防止の国際体制は壊れやすい危うさをはらみます。

2008年1月10日 11:00

調べれば調べるほど、何が正しいのかわからない問題です。国民が合意をした上で、京都議定書の国際体制を受け入れるなら、それでいいでしょう。しかしその場合には、大変な覚悟が日本には必要です。そして国はその負担を国民に訴えていません。

2007年12月27日 11:00

温暖化問題で、日本だけが特に遅れているということはありません。「EUでは……」と話し始める人がいたら、「日本も頑張っています」と、事実を淡々と述べましょう。

2007年12月18日 11:00

日本国内での温室効果ガスの削減方法は、私たち日本国民が負担を直視した上で、自主的に決めるべきものです。しかし、温暖化問題をめぐる国際交渉の現実は、なかなか日本で紹介されません。

2007年12月13日 11:00

私は、温暖化問題を取材してきて、3つの問題が常に現れることに気づきました。「次の世代の幸福」「自己犠牲の形」「お金」という3つの問題をいかに考えるべきか、ということです。

2007年12月 6日 11:00

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石井孝明の「温暖化とケイザイをめぐって」

プロフィール

石井孝明(いしい・たかあき)

経済・環境ジャーナリスト。1971年生まれ。時事通信社、経済誌フィナンシャル ジャパンの記者を経てフリーランス。著書に『京都議定書は実現できるのか〜CO2規制社会のゆくえ』など。ご意見・ご感想はこちらまで。