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歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」

ドラスティックに変化し続ける広告経済とネットの関わりを読み解く

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録画視聴についてCM効果がわからないという時代は過ぎ去りつつある? 広告効果がわかる、単純でありながら説得力のある方法で、多チャンネル時代に見あったCM配信を始めた会社がある。

2008年9月17日 13:00

テレビ・ショッピングというと、マイナーなプログラムのように思うが、在京キー局まで力を入れだした。テレビの未来を考えたときにかなり大きな意味を持っていると思われるが、REVShareという会社が成果報酬型のテレビ広告を始めている。この試みがおもしろい。

2008年9月 3日 12:00

成果報酬によって広告が発生する形態への移行がネットで進んでいるが、こうした変化は、四大メディアにも影響を及ぼし始めている。日本でネット広告は、あと3年ほどで新聞広告も抜くと考えられる。3年後といえば、テレビ放送がデジタルに完全移行する年だ。

2008年8月20日 12:00

このブログは、広告によってコンテンツやサービスを無料で提供するというトレンドを「広告経済」と名づけて追っている。しかし、その次の時代があるとしたら「オークション型市場経済」とでもいったものが推し進められていった先に切り開かれるのではないか。

2008年8月 5日 10:00

検索に応じて表示される広告をクリックして商品を購入すれば、Yahoo!やGoogleなどの検索会社や広告主は儲かるが、消費者に金銭的メリットはない。ほとんどの人はそうしたことに疑問を持ったことはないだろう。しかし、それはおかしいのではないか、と言いだした人びとがいる。

2008年7月29日 10:00

マイクロソフトがキャッシュバック付の検索を始めている。評判はあまり良くないが、このアイデアはとてもおもしろい。Googleの検索広告では、広告を設置したサイトとGoogleが利益を分けあうだけで、検索利用者には検索の利便性以上の利益還元はない。

2008年7月14日 08:00

GoogleのDoubleClick買収は、売れ残っている広告ページの利用とディスプレイ広告対策という短期・中長期両面のメリットを見すえたものだった。このようなGoogleのもくろみと比べて、ヤフー買収を企てたマイクロソフトは周回遅れの立場に立たされている。

2008年7月 3日 08:00

Googleは、動画広告をすでに始めているが、さらに検索結果にも動画広告を出し始めたらしい。Googleの副社長が、なぜそうしたことを始めたのかその理由の一端を明かしている。

2008年6月24日 08:00

マイクロソフトの買収提案で始まった米Yahoo!をめぐる騒動は、Googleとの提携というマイクロソフトにとって最悪の形で決着が付いた。Yahoo!は、Googleとの提携の後も、自社の検索広告を続けると言っているが、ほんとうにそんなことは可能だろうか。マイクロソフトはどうするつもりなのだろうか。

2008年6月16日 08:00

今回は動画広告の効果についての調査を集めてみた。いずれの調査からも、動画広告の広告効果がきわめて高いことがうかがえる。米国のある調査によれば、動画視聴者の12%が商品の購入をしたという例さえある。

2008年6月11日 08:01

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歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」

プロフィール

『ユリイカ』編集長をへて1993年より執筆活動。著書に『ネットはテレビをどう呑みこむのか』、『科学大国アメリカは原爆投下によって生まれた』、『「ネットの未来」探検ガイド』、『インターネットは未来を変えるか』、『本の未来はどうなるか』など。大学でメディア論などの授業もしている。週刊アスキーで「仮想報道」を連載。アーカイブはこちら 歌田明弘の「地球村の事件簿」

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