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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

通信事業者のための情報サイト「WirelessWire News」から話題をピックアップし、モバイルサービス業界を展望する。

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このほど、私の勤務する大学にて、来年度の新入生にiPadを貸与し、教育や学内コミュニケーションに活用して行くという報道発表をさせていただいた。iPhoneやiPadを教育機関で活用するための各種ソリューションも充実しつつある。

2010年7月27日 13:30

わが国のケータイ販売チャネルは、併売店が急速に減少する中、キャリアショップと量販店の2分化傾向が鮮明になってきているという。2007年の総務省「モバイルビジネス活性化プラン」を受けた各通信事業者の施策を見ていて、筆者が一番懸念していたのが、この「ケータイ販売店の統廃合の行く末」だった。

2010年7月20日 14:00

スマートフォンをより楽しく、便利に活用するためのアクセサリーの充実ぶりにも注目したい。とくに世界的にそれなりの台数が出ているiPhoneに関しては、サードパーティーから登場するアクセサリーの充実ぶりには目を見張る。

2010年7月12日 14:00

6月30日に正式にガイドラインが打ち出された。ガイドラインは案を踏襲する形となり、2011年度以降に新たに発売される端末で、対応可能なものからSIMロック解除を実施することとなった。また、「通信事業者による主体的な取り組み」で実施されることが明記されている。

2010年7月 5日 14:00

iPhoneは別に高機能な携帯電話ではない。カメラの画素数も、ディスプレイの解像度も、日本製の携帯電話のほうが遥か以前から勝っていたはずだ。さらにおサイフケータイやワンセグなど、自慢できる機能だってあったはず。ところが、わが国の携帯電話端末でiPhone並みに話題になったモデルは皆無に等しい。

2010年6月28日 14:30

そもそも、その元となる基本使用料の料金設定自体の根拠が不透明なのに、こうした縛り付きの契約をして基本使用料が「半額」といわれたところで、どれだけのユーザーが納得しているのだろうか。計算元となっている基本使用料自体が見直されるべきだろう。

2010年6月21日 14:30

何とも解せないのは、いまだに新規契約が優遇され、機種変更価格よりも安価にケータイを購入できることだ。新規契約者獲得のために、いまだに販売奨励金が支払われているわけだが、その原資は既存契約者が支払う電話料金でまかなわれていることは言うまでもない。

2010年6月14日 12:00

iPhoneやiPadのような「通信事業者が意図していなかった端末」の出現が負荷を増大させているというが、LTEもいよいよ始まり、ネットワークの拡充は今後も続いていく。ぜひとも通信事業者各社には、そうした将来のトラフィックを見込んだ優れたインフラと、より安価な料金体系を期待したいものである。

2010年6月 7日 12:00

さっそくiPadアプリを色々と試しているが、一番感激したのが「元素図鑑 The Elements in Japanese」。紙の教科書で実現できなかった表現がiPadでは可能になる。もしかしたらiPadで「教育」も変わっていくかもしれない。

2010年5月31日 13:30

地域に根ざして活動するとあるNPO団体が、広島県でケータイを使ったメディアリテラシー能力の育成を目的とした親子で参加できるワークショップを開催したところ、こうした取り組みに対して反ケータイ派からの反発にあい、参加者を集めることができなかったという。

2010年5月24日 12:00

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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

プロフィール

1967年東京都生まれ。携帯電話研究家、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授。多数の携帯電話情報メディアの立ち上げや執筆に関わってきた。ケータイコレクターとしても名高く保有台数は1000台以上。近著に『図解入門業界研究 最新携帯電話業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』(秀和システム)など。HPはこちら

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