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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

通信事業者のための情報サイト「WirelessWire News」から話題をピックアップし、モバイルサービス業界を展望する。

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酒飲み話の中でとても印象深かったのが、彼らの若者世代に対する評価だ。少なくとも私の友人たちも韓国でそれなりの教育を受け、世間でいう「出世コース」を辿ってきた人たちなのだろうが、そうした彼らが「今の高校生は私たちよりも優秀だ」と若者たちを評価しているのである。

2010年10月12日 14:00

韓国では、来春から、すべての小中学校においてデジタル教科書導入を義務化する。さらに2013年には、生徒1人1台のタブレット端末導入を目指す。このタブレットPC導入に関して公費負担でいくのかどうかなどは、まだ議論の途中にあるが、こうした動向は日本の通信関係者、教育関係者には参考になるところも多いはずだ。

2010年10月 4日 12:30

韓国は、90年代終わり頃から、ブロードバンド普及率が世界一位だ。筆者がアスキー在職中だった2001年頃にソウルを訪れた際も、どこでもインターネットを利用することが可能な国だった。当時、日本ではブロードバンドを導入している世帯はまだわずか、という時代だった。

2010年9月27日 14:00

韓国は日本と同じように周囲を海に囲まれ、国境を陸路で越えることがないという点で、いわゆる「ガラパゴス」的現象が日本と同様に垣間みられる。しかも、財閥系の力が強く、日本よりも人口が少ないことでフットワークも軽いことから、日本であれこれ新しいサービスを考えている間に、韓国の方が先行して実現させてしまうことが多い。

2010年9月21日 13:30

タブレット型端末が増えていきそうな中、こうした端末を電子書籍に、さらにはデジタル教科書に活用していこうという取り組みが世界に広まろうとしている。教科書のデジタル化については、教育関係者側からは反対の意見も聞こえてくるが、デジタルツールを活用されている各位なら、デジタルならではの教材としてのメリットも多々見出せるはずである。

2010年9月13日 14:30

写真は、本年4月に香港を訪れた際に撮影した、電気店店頭のスナップだ。この頃、アメリカでは世界に先駆けiPadを発売し、話題になっていた。香港ではこうした商品をいち早く輸入し、我先にと店頭に並べているショップが山ほどあった。

2010年9月 6日 13:30

日本通信が、SIMフリー版のiPhone 4で利用可能な、microSIMの出荷を開始した。しかしながら、こうした製品を日本のマーケットで理解してもらい、受け入れてもらうためには、まだまだ時間がかかるのだろうと認識した。

2010年8月30日 14:00

筆者はこれまで、かつての自動車電話時代から国内モバイルサービスを使い倒してきた。実際に自分自身で利用し、その体験を長年に渡って各所に綴ってきた。通信方式の違いに加え、やはりモバイルサービスの品質を左右する要素として周波数の問題は大きいと感じている。

2010年8月23日 14:30

愛車でドライブしながら、各通信事業者のエリア状況を確認するのが楽しいのだが、最近はあまり遠出する機会が無かった。しかし今年はこのお盆休みを利用し、思い切って東北方面にドライブに出かけてみた。

2010年8月16日 14:30

中国では、俗に「山寨機(さんさいき)」と呼ばれるノーブランドの携帯電話端末が多数流通していることが知られている。じつはこれら「山寨機」に搭載されている端末プラットフォームのほとんどがMediaTek製だといわれている。

2010年8月 3日 11:30

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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

プロフィール

1967年東京都生まれ。携帯電話研究家、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授。多数の携帯電話情報メディアの立ち上げや執筆に関わってきた。ケータイコレクターとしても名高く保有台数は1000台以上。近著に『図解入門業界研究 最新携帯電話業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』(秀和システム)など。HPはこちら

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