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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

通信事業者のための情報サイト「WirelessWire News」から話題をピックアップし、モバイルサービス業界を展望する。

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東北地方太平洋地震の被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。地震発生時、私は茨城県の筑波大学で開催されていたモバイル学会に参加していた。残り3演題というところで、かつて経験したことのない激しい揺れに見舞われた。

2011年3月14日 13:00

先週は、京都大学の不正入試事件に関して各メディアからコメントを求められ、慌ただしい一週間だった。気が気でないのは、こういう事件が起こると「ケータイは悪いもの」として捉えられ、排除するような流れが出てくることだ。「良い活用事例」はたくさんあるのに、なかなか注目されることが無いのは残念だ。

2011年3月 8日 13:30

10年以上前から「携帯電話研究家」なるいい加減な肩書きを使っているが、しかしこれはケータイが研究の対象となると信じていたからだ。かつては、一流大学の諸先生方から「ケータイのどこが研究対象になるのか?」と呆れられたものだったが、しかし近年はあらゆる学術分野でケータイをめぐる研究の取り組みが活発化している。

2011年2月28日 14:30

自動車内にLAN環境を構築し、愛車を移動オフィス化することが昔からの野望だった。自宅内を物色したら出てきたWiMAX Wi-Fiゲートウェイセットを愛車内に固定設置して「どこでもWi-Fi」環境を構築すると共に、回線契約の無いiPhoneをカーナビ代わりに活用しようと考えた。

2011年2月22日 14:00

シニアユーザーと技術や制度の専門家が情報を共有し、高齢者の社会参加を支援する今後の情報通信端末・サービスやその普及のあり方を考えていこうというシンポジウムが、きたる3月3日に開催される。主催はNPO法人コミュニティリンク、実行委員長は、東京電機大学教授、東京大学名誉教授の安田浩氏。

2011年2月14日 15:00

電子政府を動かすためには国民番号のような国民の一元管理が必要だが、わが国ではようやく、共通番号制度の議論が開始されたところだ。色々な議論が出てくるのだろうが、まずは電子政府的なインフラ基盤がしっかりと構築されなくては、教育分野も医療分野もICTの利活用が進まない。

2011年2月 8日 14:30

日本では、これまでに前例のないことを始めようものなら、プロジェクトをスタートさせるまでに相当な苦労がつきものだ。しかし、これが韓国ならば「まずはスタートさせてみて、状況によって方向修正を加えればいい」という発想になる。前回に引き続き、韓国における電子化が進む図書館についてレポートを続けたい。

2011年2月 1日 14:00

韓国の大学図書館が先進的であるということを噂に聞き、ソウルの延世(ヨンセ)大学へ足を運んだ。延世大学はソウルにおける私立大学の雄とされており、日本で言えば慶應義塾大学のようなイメージの大学だ。この大学では、サムスン電子の支援のもとでデジタル化を徹底的に推進した最新の図書館が開設されている。

2011年1月24日 14:30

スマートフォンブームに続き、今年は各社がタブレット端末にも力を入れていくことが報じられており、こうした多様なデバイスを通じて電子書籍などの新たなコンテンツ市場が開拓されていくと見られている。そして、こうした電子書籍の流通を目論む各種企業がこぞって電子書籍ストアをオープンさせている。

2011年1月18日 14:30

最近では香港版iPhoneや、Xperiaなどのスマートフォンも本格的に取り扱い始めていたケータイパラダイスが、iPhone 4 ホワイト化キットの発売を正式に宣言。早速ネットからキットを注文し、iPhone 4 のホワイト化に挑戦してみた。

2011年1月11日 14:00

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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

プロフィール

1967年東京都生まれ。携帯電話研究家、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授。多数の携帯電話情報メディアの立ち上げや執筆に関わってきた。ケータイコレクターとしても名高く保有台数は1000台以上。近著に『図解入門業界研究 最新携帯電話業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』(秀和システム)など。HPはこちら

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