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濱野智史の「情報環境研究ノート」

アーキテクチャ=情報環境、スタディ=研究。新進気鋭の若手研究者が、情報社会のエッジを読み解く。

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いささかおおげさなことをいえば、この「ニコ割」のテスト放送が与えた迫真感は、メディア論やマスコミュニケーション論では必ずといっていいほど言及される、ある歴史的事件を筆者に想起させました。

2007年11月22日 11:00

これまで「疑似同期」という機制を実現しているニコニコ動画に注目してきましたが、今後数回をかけて、「なぜ(擬似)同期性が重要なのか」について改めて考察していく予定です。

2007年11月15日 11:00

果たして「OpenSocial」の登場によって、日本でも「グローバルSNS」のような状況は訪れるのだろうか? これは少し立ち止まって考えてみるべき問題だと思います。

2007年11月 8日 11:00

ニコニコ動画上でのコラボレーションは、確かに活発で多様な作品を生み出しているけれども、それが可能になっているのは、コンテンツの評価基準が《客観的》と呼べるほど明確に存在しているからではないか。

2007年11月 1日 11:00

「アーキテクチャ設計の可能性を読み解く」という観点から「岡田ダイエット本」と「鈴木カーニヴァル本」を比較してみる。

2007年10月25日 11:00

「医療IT化」の分野では、「PHR」(Personal Health Record:個人健康記録)や「Health 2.0」といったキーワードが注目を集めているそうです。こうした「PHR」型サービスと、岡田氏が提唱する「レコーディング・ダイエット」の相性が極めて高いということは、誰もが容易に想像されることと思います。

2007年10月18日 11:00

先日筆者も遅ればせながら、岡田斗司夫氏のダイエット本、『いつまでもデブと思うなよ』を読んでみました。これが評判に違わず、大変に面白い本でした。

2007年10月11日 12:00

Officeをはじめとするアプリケーションのインターフェイスやユーザビリティを、いわゆるドラクエやFFのような「RPGゲーム」風に設計してみる、と……。

2007年9月27日 11:00

「情報環境=アーキテクチャ」の可能性の一つは、「客観的には……だが、主観的に見れば……」といった《錯覚》を実現する点に認められます。今後もソーシャルウェアのイノベーションは、いわばこうした「《錯覚》の技術」によって生み出されるでしょう。

2007年9月19日 14:51

セカンドライフのような仮想空間型サービスを真に新しいとみなしうるためには、顔文字のようなレガシーな手段を質的に凌駕するインターフェイスを備える必要がある。

2007年9月 7日 10:00

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濱野智史の「情報環境研究ノート」

プロフィール

1980年生まれ。株式会社日本技芸リサーチャー。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修士課程修了。専門は情報社会論。2006年までGLOCOM研究員として、「ised@glocom:情報社会の倫理と設計についての学際的研究」スタッフを勤める。