第10回 セカンドライフが「閑散としている」のはなぜか? 2
「セカンドライフが閑散としている」という事実認識それ自体が、実はそのアーキテクチャ特性によって生み出されやすいのではないか?
2007年8月 2日 01:01
第10回 セカンドライフが「閑散としている」のはなぜか? 1
一般メディア上では連日セカンドライフ・ブームが伝えられるのに対し、ネット上ではそれが空騒ぎに過ぎないことを指摘する、という対立の構図が定着しています。
2007年8月 2日 01:00
第9回《Twitter/ニコニコ動画編》 まとめと結論
「多義性」という概念は、もともと組織論の文脈で提出されたものではあるのですが、昨今のメディア状況、とりわけインターネット上のコミュニケーションの錯綜状況を言い表しているように思われます。
2007年7月26日 09:16
第8回「多義性」を縮減するのに適切なメディアとは何か
前回をさらに補強するために、主に経営学(組織論)の世界で古典的な学説として知られている、「メディア・リッチネス理論」を参照してみたいと思います。
2007年7月19日 12:15
第7回「擬似同期型アーキテクチャ」の機能主義的分析
筆者の目論みは、北田暁大氏の言う「機能主義」の視点の延長線上で、「擬似同期型アーキテクチャ」を捉えることにありました。
2007年7月12日 18:08
第6回 情報環境研究のキーワード「繋がりの社会性」
インターネットは、なぜここにきて「同期的」なコミュニケーションを実現するアーキテクチャが出現し、多くのユーザーを獲得しているのか。今回は「繋がりの社会性」という情報環境研究のキーワードを参照しながら考えてみたいと思います。
2007年7月 5日 10:00
第5回「疑似同期型アーキテクチャ」と「真性同期型アーキテクチャ」
Twitterとニコニコ動画の間には──どれだけこの両者の文化的な背景が異なっているとしても──アーキテクチャ上の明確な共通点を見出すことできます。
2007年6月21日 03:40
第2回「Twitter」と「ニコニコ動画」の共通点(1):Twitter編
今年に入ってからネット上で大きな注目と関心を集めているTwitterの魅力と新規性を考えてみる。
2007年5月31日 08:42
濱野智史の「情報環境研究ノート」
過去の記事
- 4/9(木)「コミュニケーションデザインの未来」の告知です2009年4月 7日
- 『恋空』を読む(番外編):宮台真司を読む ― 繋がりの《恒常性》と《偶発性》について2008年9月12日
- 『恋空』を読む(3):果たしてそれは「脊髄反射」的なのか――「操作ログ的リアリズム」の読解2008年2月14日
- 『恋空』を読む(2):ケータイに駆動される物語、ケータイに剥奪される内面2008年1月31日
- 『恋空』を読む(1):ケータイ小説の「限定されたリアル」2008年1月15日