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小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」

数学エッセイストでもある経済学者が、経済学の視点から、環境問題、そして人の幸福 について考える。

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株価の乱高下についてのとても面白い経済理論の論文を見つけたので、今回はそれをタイムリーに紹介してみたいと思う。

2007年7月31日 16:44

政府が公共事業を行う場合は、総生産に加わる価値はその公共事業が追加した価値ただそれだけであり、ほかはびた一文ない。

2007年7月24日 11:30

今回からは、満を持して、ケインズ理論とその問題点について詳しく書こうと思う。まあ、できるだけショートカットで突っ走るので、投げないでおつきあいいただきたい。

2007年7月17日 02:20

一種の「だらしなさ」を、「人間ってだらしないよね」の一言で済ませず、経済学者たちはそこに一種の「理由付け」や「法則性」を見出そうとする。

2007年7月10日 11:00

この評価関数が教えてくれることは、過剰消費の選択肢を抹殺するような政策を施行したほうがひょっとすると社会にとってより良いかも、という視点である。

2007年7月 3日 01:00

誘惑がコストとして働くことや、人がそれに打ち勝ったり負けたりすることを、従来の経済学ではうまく説明できないでいた。ところがつい最近、その困難が突破されたのである。

2007年6月26日 01:00

今回はうってかわって、テレビドラマの話。今期のドラマの中で出色だったのは、「ライアーゲーム」である。すぐにドラマのストーリーそのものに引き込まれてしまった。それは、この物語が、まるで経済学における「ゲーム理論」を体現していたからだ。

2007年6月19日 12:46

最近出版された本、小野善康『不況のメカニズム』が、いかにすごい本であるか、そして、いかにぼくにとってショッキングであったかをもうちょっとお話ししようと思う。

2007年6月12日 01:08

ケインズ理論を理解できないのは、ぼくがアホだからではなく、ケインズ理論が飛躍や誤謬をはらんでいるからだった。

2007年6月 5日 10:21

環境と経済にはある種のトレードオフが存在している。そのトレードオフを覚悟の上で、できるなら災いへの処方箋も携えながら、ぼくらは清らかな地球だかに、向かうべきなのだ。

2007年5月29日 00:56

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小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」

プロフィール

1958年生まれ。帝京大学経済学部経営学科准教授。数学エッセイスト。著書に『サイバー経済学』『確率的発想法』『文系のための数学教室』『エコロジストのための経済学』などがある。

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