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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

通信事業者のための情報サイト「WirelessWire News」から話題をピックアップし、モバイルサービス業界を展望する。

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筆者が言いたいことは、垂直統合型サービスを選ぶのか、あるいは「端末」と「回線」を切り分けて購入・契約するのかという、ユーザー側の都合で自由に選択できるサービス環境を実現させてほしいと願っているのである。そんなことをこの連載で訴え続けてきたが、残念ながらまだまだ志半ばである。

2011年5月30日 13:30

高校生によるケータイの自主的な活用法を集め表彰するという「ケータイ甲子園2010」の本選が開催された。コミュニケーション部門では国立弓削商船高等専門学校のチーム、アート&サイエンス部門は北海道滝川高等学校のチーム。また、奈良朱雀高等学校のチームは特別賞を受賞した。

2011年5月23日 14:30

エリクソンは「ネットワーク化社会都市指標」について公表した。1位がシンガポール、2位がストックホルム、そして3位がソウルだった。これらの都市はICTに大規模な投資をすることにより、社会、経済、環境面での多くの目標を達成しているという。

2011年5月18日 16:00

タブレット端末を含むモバイル端末の医療分野、教育分野への活用がますます期待されている。これに関連して、今週末に予定されている2つの講演会に登壇を予定している。ご関心のある方はぜひ足を運んでいただきたい。

2011年5月11日 13:30

わが国では、医師と患者の間の遠隔医療については、対面診療を原則とする医師法20条がネックとなり、積極的に取り扱われてこなかった。ちなみにこの条文は、現代のような通信技術を使った遠隔医療など想像もつかなかった明治時代に原文が作られたものを流用している。

2011年4月27日 14:00

今回の東日本大震災で、あらためてケータイの重要さを再認識された方も多いことだろう。輻輳(ふくそう)により通話ができないことがどれほど心細かったか、あるいは家族と連絡が取れたことの喜びなど、日ごろ当たり前に使ってきたケータイが大きな心の支えになることを筆者も痛感した次第だ。

2011年4月20日 14:30

データ通信MVNOを手がける日本通信が、プリペイド式のデータ通信用SIMカード「b-mobile Fair」を発売開始した。日本通信のこうした製品が認知を高めていくことで、よりユーザーの利用実態に即したパケット通信料単価や、定額制パケット通信料の見直しなどが進められるきっかけになるかもしれない。

2011年4月13日 11:30

SIMロック解除の是非については、これまで私もさまざまなジャーナリストや関係者と意見交換したが、最終的に導き出されるのは「ユーザーにも業界側にもメリットが見出せない」という結論だった。はたして、本当にメリットはないのか?

2011年4月 4日 17:00

新入学シーズンのこの時期は、「はじめてケータイデビュー」する子どもたちも多いはず。東京・四ツ谷駅前にある「主婦会館プラザエフ」1階ロビーでは、安心ネットづくり促進協議会および主婦連合会共催による『ケータイ・インターネットを安全に使うために』というパネル展示が開催されている。

2011年3月30日 13:00

このほど、「ガラケーは生き残れるか?」と題したネット上の編集会議における特命デスクに任命され、読者同士の情報交換におけるリーダー役を務めさせていただくことになった。ユーザーの意見をしっかりと業界側に伝える仕組みが必要であると常々考えていた。

2011年3月22日 12:00

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木暮祐一の「ケータイ開国論II」

プロフィール

1967年東京都生まれ。携帯電話研究家、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授。多数の携帯電話情報メディアの立ち上げや執筆に関わってきた。ケータイコレクターとしても名高く保有台数は1000台以上。近著に『図解入門業界研究 最新携帯電話業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』(秀和システム)など。HPはこちら

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