第12回 馬鹿なヤツを見つけたら
あなたの周りに非合理的で馬鹿な人はいませんか? そして、(あなたの基準では)普通に考えて非合理的なことばかりしているグループはいませんか? もしイエスならば、「彼らがなんでそれを行うのか」について真面目に考えてみましょう。そこに金儲けのタネが潜んでいるかも知れません。
2007年8月20日 01:00
第11回 RPG的(?)人間観
経済学者は「X氏は(自分から見て)非合理的な行動をしているから、頭が悪い」とは考えません。むしろ「X氏は自分とは異なる目的関数に基づいて行動している」、「(自分から見ると非合理的としか思えない行動をすることで)X氏は満足するという行動方針を持っている」と考えます。
2007年8月 6日 01:00
第10回 人の心はわからない
Hacks! のひとつのコツは上手な「あきらめ」だと思います。上手な「あきらめ方」の法則なんてあるんでしょうか。僕はあると思っています。
2007年7月23日 01:00
第9回 タダほど高いものはない?
経済学者はたいてい機会費用概念を説明するのが大好きです。私は、その理由の一つは機会費用の発見によって現代につながるスタイルの経済学が発足したからではないかと思います。
2007年7月17日 01:00
第8回 金のことばかり言うんじゃないよ!?
Life Hacks! の基本技法の一つに、標準作業時間という考え方があります。普段ルーチンでこなしている業務について「必要な時間の目安」を計測し、標準作業時間を割り出しましょう。
2007年7月 9日 01:00
第7回 人生のお値段と転職のタイミング
割引現在価値を使って私たちの仕事のお値段を出してみましょう。自分の値段がわかっていると、転職やリタイアの目安を測ることができるんです。
2007年7月 2日 01:00
第6回 割引現在価値で意思決定
後悔しない意思決定を! というのは意思決定理論の究極目標ですが、せめて理由のある意思決定をしたいものです。元祖経済学者ライフハッカーであるフィッシャーが確立した割引現在価値と言う思考法は、意思決定の要点である「比較」に一つの理由を提供してくれます。
2007年6月25日 01:00
第5回 これが元祖!経済学でライフ・ハック
経済学者によるLife Hacks! と言って私たちが第一に思いつくのは、野口悠紀雄氏でしょう。でも、今回紹介するのはもっと大物、現代経済学の父か母であるアーヴィング・フィッシャーについてです。
2007年6月18日 01:00
第4回 Hackツールとしての経済学思考
経済学のHacks! 的な特徴、そしてHacks! の技法を経済学の中に生かしていく……このふたつはとっても深い相互依存関係にあるんです。
2007年6月11日 01:00
飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」
過去の記事
- 最終回 経済学を勉強しよう!2008年5月 7日
- ゲームから降りる権利2008年4月28日
- 初期資産における機会の平等2008年4月21日
- 遺産の3つの動機と機会の平等2008年4月14日
- 機会の平等ってそんな簡単な話じゃないんです2008年3月28日