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藤元健太郎の「フロントライン・ビズ」

コンサルタントとしての豊富な経験をもとに、ITビジネスの最先端の動向を、根本から捉え直す。

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無料携帯の登場かと噂されていたグーグルの携帯ビジネスの戦略の一部がついにベールを脱ぐことになった。Androidと呼ばれるこのオープンプラットフォームには世界中のキャリアと端末メーカー33社がすでに参加を表明しているようである。

2007年11月 9日 11:00

若者の「自分で車を所有する」ことの価値が低下してしまっている。興味深いのはカーシェアリングの動向だ。車に限らず個人間のコミュニケーションとマッチングが容易になったことで所有意識は大きく変化していると言えるだろう。

2007年10月31日 11:00

近頃、若者の海外旅行人口が減少している。しかし、コミュニケーションに対するニーズの強さはますます増加していると感じられる。

2007年10月24日 11:00

かつて深夜放送を中心に若者向けメディアの側面もあったラジオであるが、1980年頃をピークに減少をはじめ、10代は95年に9%だった利用率はすでに2005年では4%まで減少している。

2007年10月16日 11:00

新聞はこれまで「新聞を読む」という社会人として誰もが当たり前に行うと考えられていた行動を握っていることに価値があったわけであるが、その価値が低下しようとしている中で、新しい価値をどのように創造するかがポイントになる。

2007年10月 5日 17:57

携帯端末の自由度を高めることは結果的には新しい市場創造の一番の近道だ。思わぬ利用用途などの発見につながり、通信サービス側でのアプリケーション開発にも寄与でき、収入増に繋がることが期待できるはずである。

2007年9月27日 18:00

時間と空間を限定したユニークなIDだけを、サービス企業側やアドネットワーク側に渡すことができれば、利用者は安心して行動情報を渡してくれる可能性が高まる。同様に、仕事人としての自分と、趣味人としての自分とでは引き渡したい行動データは異なるため、クッキーIDの切りわけが望ましい。

2007年9月14日 12:00

改札通過という行動ターゲティングを実現しているグーパス。今後は携帯単独でも様々な行動情報マーケティングが実用化されていくだろう。まさにAdsenseがリアルへ拡張するイメージだ。

2007年9月 6日 12:00

行動ターゲティングでは、行動した事実こそが重要なので、これまでのマーケティングの基本だった属性情報は重要ではない。

2007年8月30日 12:00

人間は時間や場所、一緒にいる人、その時の状況に応じて購買行動にも大きな変化を生じるものだ。

2007年8月22日 01:46

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藤元健太郎の「フロントライン・ビズ」

プロフィール

D4DR株式会社代表取締役社長。コンサルタント。野村総合研究所で多くの企業のネットビジネス参入の支援コンサルティングを実施。マルチメディアグランプリ、オンラインショッピング大賞などの審査員。経済産業省産業構造審議会情報経済分科会委員。青山学院大学大学院エグゼクティブ MBA 非常勤講師。