このサイトは、2011年6月まで http://wiredvision.jp/ で公開されていたWIRED VISIONのコンテンツをアーカイブとして公開しているサイトです。

高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」

アートと技術、オーディオビジュアル、メディアをめぐる話題をピックアップ

2009年後半の期待の映画、予告編5選

2009年7月 1日

2009年下半期の日本公開が決まっているか、もしくは公開されそうな洋画のうち、面白そうな作品を5本選んでみた。すでに当ブログでレビューした作品と、今年1月の「予告編10選」で紹介したものは、記事の最後でリンクを張っておく。

『シャッター・アイランド』:マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオ主演(『ディパーテッド』でアカデミー賞監督賞・作品賞を受賞したコンビ)のミステリー・ドラマ。米国10月2日公開、日本では秋公開予定。

『ファイナル・デスティネーション3D』(仮題)
『ファイナル・デッドサーキット 3D』:主人公が大事故を予知して仲間たちが助かったかと思いきや、運命から逃れられず次々に命を落としていく――という基本パターンに、事故シーンのショッキングでブラックユーモア込みの演出が受けて大ヒットしたシリーズ作品。過去に3作が公開され、ついに4作目は3Dに。日本公開は10月17日の予定。
[※7/10邦題決定のため訂正]

『Disney's クリスマス・キャロル』:ロバート・ゼメキス監督、ジム・キャリー主演。『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフ/呪われし勇者』と同様、パフォーマンスキャプチャー技術を使った3Dアニメ映画。11月日本公開予定。

『9』:監督のシェーン・アッカーは、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(2003年)にアニメーターとして参加、2005年に発表した短編映画『9』がティム・バートンの目にとまり、バートン製作で今回長編映画デビューとなる。米国9月9日公開、日本公開未定。

『Surrogates』:『ターミネーター3』のジョナサン・モストウ監督、ブルース・ウィリス主演の近未来SF映画。"surrogate"は「代理」の意味で、2017年の世界では人間一人一人が隔離され、代理ロボットを通じてのみ他者とかかわっているという設定。この世界で殺人が起きて、ウィリス演じる警官が捜査にあたる……ということは『ダイ・ハード』+『アイ,ロボット』+『フィフス・エレメント』みたいな感じ? 米国9月25日公開、日本公開は未定だが、この大作感からしてお正月映画か。

また、当ブログでレビュー済みの作品は、『ウィッチマウンテン/地図から消された山』(7月4日公開)、『ノウイング』(ネタバレ注意、7月10日)、『モンスターVSエイリアン』(7月11日)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(9月11日)。

ほかに、未見ながら事前情報などを記事で取り上げたものとしては、『ATOM』(原題『Astro Boy』、「鉄腕アトム」のCGアニメ映画で10月公開)、『Avatar』(ジェイムズ・キャメロン監督による3D映画、12月19日日本公開?)の2本。

1月のエントリ『2009年期待の映画:予告編10選』で紹介したうち、今後公開されるのは『ボルト』(8月1日)、『カールじいさんの空飛ぶ家』(12月)、『2012』(12月)の3本。

フィードを登録する

前の記事

次の記事

高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」

プロフィール

フリーランスのライター、翻訳者としての活動を経て、2010年3月、ウェブ・メディア・地域事業を手がける(株)コメディアの代表取締役に。多摩地域情報サイト「たまプレ!」編集長。ウェブ媒体などへの寄稿も映画評を中心に継続している。

過去の記事

月間アーカイブ