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増井俊之の「界面潮流」

「界面」=「インタフェース」。ユーザインタフェース研究の第一人者が、ユビキタス社会やインターフェース技術の動向を読み解く。

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インターネットにあらゆる計算機が接続されているため世界中のセンサやアクチュエータを捜査するプログラムを作ることができるようになりました。世界中の誰もが世界中の装置を自由に操作する全世界プログラミングが人類史上はじめて可能になったことは歴史的な大事件だと言えるかもしれません。

2007年12月 9日 02:11

人間の行動や人間が目にするものは繰り返しで満ちています。繰り返しの少ない/圧縮しにくい人生を送るために、無駄な繰り返しを自動化するツールを活用しましょう。

2007年11月16日 11:00

人間が入力/編集できる量はたかが知れています。計算機の操作をすべて記録しておくようにすれば、作成したデータが消えて困ることなどなくなるでしょうし、以前作成した情報を取り出すこともできるはずです。

2007年10月26日 11:00

いつでもどこでもネットに確実に接続できる時代になれば、メモもメールも文書もネット上で書き始めるようになるかもしれません。ネット上の様々なデータを簡単に操作したり編集したりする方法は今後ますます重要になってくるでしょう。

2007年10月12日 11:00

今回は、データマイニングについて考えます。社会で最も重要な情報は人間に関する情報ですから、データマイニングの本命は人間関係のマイニングだといえるでしょう。

2007年9月28日 11:00

Web2.0的な情報共有を行なうためにはデータの登録は不可欠です。誰でも簡単に情報の登録が行えるようにするためには、完全に登録を自動化するか、登録操作を非常に簡単にする必要があります。

2007年9月14日 10:00

本格的なプログラミングは難しいかもしれませんが、料理のレシピのような手順書であれば簡単に書いたり利用したりできますし、環境さえ用意すれば誰でも簡単なプログラミングができるようになる可能性は充分あるといえるでしょう。

2007年8月31日 10:00

普通の生活において他人のプライバシーを気にするのと同じぐらいの感覚で自分や他人の秘密情報を尊重できるようなシステムが普及してほしいものです。

2007年8月17日 10:00

「使いやすい機械」について考える前に、「人間がぼーっとしてても役にたつ機械」の可能性を考えることが重要かもしれません。

2007年8月10日 01:24

ネットワークのような複雑なシステムにおいてはフラクタル的なべき分布が出現するのは当然であり、その現象が最近発見されて注目されたという点の方が不思議な気がします。

2007年8月 3日 00:37

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増井俊之の「界面潮流」

プロフィール

1959年生まれ。ユーザインタフェース研究。POBox、QuickML、本棚.orgなどのシステムを開発。ソニーコンピュータサイエンス研究所、産業技術総合研究所、Apple Inc.など勤務を経て現在慶應義塾大学教授。著書に『インターフェイスの街角』などがある。

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