第十九回 和装 III
「茶室」や「和装」といったアーキテクチャにおいては、儀式ばった動作が主目的なのではなく、全体の動作を合理化した結果の美しさが目的となっているのだ、と私は理解している。
2007年9月19日 11:00
第十八回 和装 II
現代のポストモダンな文化環境において、その戯れの一つであるコスプレをきっかけとしてでも、和装という伝統的な民族服の普及をはかり、和装を足がかりに日本伝統の操身法や関連文化が自然に定着する、という回路がありうる。
2007年9月12日 01:16
第十七回 幕間 III
これまでいただいた批判に対してのお応えをしようと思う。かつ日本独自のものである着物(和服)について語ることで、逆にスーツ・スタイルが持つ近代的意味について明確になるのではないかと期待して、ここで和装について語りたい。
2007年9月 5日 10:10
第十五回 服装IV
現在のいわゆる「カジュアルな服」といわれるものは、規範を逸脱していることこそが「ファッショナブルだ」ということになっている。しかしながら、もともとの「カジュアルな服」とは、ガッチリ規範の中に組み込まれていた。
2007年8月22日 01:09
第十四回 服装III
現在でも「シャツは下着だよ派」と「シャツは上着化したよ派」での不毛な闘いが続いているわけだが、歴史的事実を重んじる私の立場からすれば、「シャツは下着だよ派」に軍配を上げたい。
2007年8月15日 10:33
第十三回 服装II
規範を逸脱していることこそが「ファッショナブルだ」ということになっている。しかしながら、もともとの「カジュアルな服」とは、ガッチリ規範の中に組み込まれていた。
2007年8月 8日 10:49
白田秀彰の「網言録」
過去の記事
- 最終回 暇申2007年10月 3日
- 第廿回 和装 IV2007年9月26日
- 第十九回 和装 III2007年9月19日
- 第十八回 和装 II2007年9月12日
- 第十七回 幕間 III2007年9月 5日