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高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」

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『The Beatles: Rock Band』ゲームプレイ動画&映画風オープニング

2009年6月10日


最近は読書の時間が増えていてウェブウォッチを疎かにしていたら、9月発売予定の『The Beatles: Rock Band』のプロモーション映像がゲーム見本市「E3」で公開されていたことに一週間も気づかなかった。というわけで、上がそのゲームプレイ動画。これまで使用曲は明かされていなかったが、この動画で聴ける10曲がまず公式に発表された(まだ増える模様)。

メンバーたちのCGキャラクターの造形は若干やぼったいが、有名なライブシーンを再現した背景や衣装、時代と実際の録音に則した担当楽器など、マニアをうならせる出来になっている。

  • キャヴァーンクラブでの『I Saw Her Standing There』
  • エド・サリヴァン・ショーでの『I Want to Hold Your Hand』
  • シェア・スタジアムでの『I Feel Fine』
  • 武道館での『Day Tripper』
  • 『Taxman』(これも武道館の背景だが、実際の武道館公演ではこの曲は演奏されていない)
  • 映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に収められた『I Am The Walrus』
  • スタジオライブ風の『Back In The U.S.S.R.』(ポールがギター、ジョンがフェンダー6弦ベースを弾いているのがミソ)
  • 『Octopus’s Garden』は詞の内容に合わせた海中の「タコの庭」のイメージ
  • これもイメージ映像が背景の『Here Comes The Sun』
  • 映画『レット・イット・ビー』に収録されたアップル・コア社屋上での『Get Back』

こちらは映画風のオープニング動画で、古いコミックのような2Dのキャラになっている。使用曲は『A Hard Day's Night』、『Paperback Writer』、『Here Comes The Sun』(タブラの音が強調されているのが興味深い。同時発売されるデジタルリマスター盤の音源だろうか?)、そして『I Am The Walrus』。冒頭の2曲がゲームでプレイできる曲に含まれるのかどうかはまだ分からない。


『The Beatles: Rock Band』公式サイト

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プロフィール

フリーランスのライター、翻訳者としての活動を経て、2010年3月、ウェブ・メディア・地域事業を手がける(株)コメディアの代表取締役に。多摩地域情報サイト「たまプレ!」編集長。ウェブ媒体などへの寄稿も映画評を中心に継続している。

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