デススターがUSSエンタープライズを粉砕! SWファン動画の新作
2009年5月10日
米Current TVの編集者、Michael Horn氏が昨年8月に公開した自作動画『Death Star over San Francisco』(デススター、サンフランシスコ上空に現る:下に転載)は、ネットで大人気を博し、『スター・ウォーズ』の公式ブログに作者インタビューが掲載されたことで米Lucasfilm社からもお墨付きを得た。
そのHorn氏が、映画『スター・トレック』の米国公開日である5月8日に合わせて発表した新作が上の動画。任務完了後のストーム・トゥルーパーたちの反応が微笑ましい。
昨年の動画の制作については、『スター・ウォーズ』公式ブログのインタビューとYouTube動画の説明文によれば、ソニーのビデオカメラ『TRV25』で撮影した風景に、ネット上の静止画像や映画のビデオからロトスコープで切り取った乗り物とデススターをアドビの『After Effects』で合成。サウンド制作にはアップルの『Final Cut』を使用したという。
ちなみにサンフランシスコと言えば、Lucasfilm社の所在地(ゴールデンゲートブリッジにほど近いプレシディオ)であると同時に、『スター・トレック』では連邦艦隊(スターフリート)司令部とクルー養成機関スターフリート・アカデミーの所在地(フォート・ベイカーとプレシディオ)とされていて、「両陣営」にとってゆかりの地。発進したばかりのUSSエンタープライズが無惨に撃墜されてしまった格好で、パラマウント映画にとっては面白くないオチだろうが、ここはLucasfilm社を見習って寛大に対応してもらいたいものだ。
なお、『スター・トレック』封切り後の反応は上々のようで、『/FILM』によると、公開初日興収でスター・トレック映画史上最高の2600万ドルを達成。『ROTTEN TOMATOES』のスコア(多数の映画評に基づいて算出)は過去5年のアカデミー作品賞受賞作を上回る96%、またIMDBのユーザーレイティングでも8.6/10と高評価を得ている(いずれも9日時点)。
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