2009年期待の映画:予告編10選(後)
2009年1月 5日
■アクション・SF
『Knowing』
小学校で発見されたタイムカプセルの中に、すでに的中した予言と世界の終わりを記した予言が数字の暗号で書かれていて、主人公のニコラス・ケイジが破局を防ぐため奔走する。地下鉄や航空機の事故の特撮がすごい迫力。米国公開は3月、日本公開は未定。
『Watchmen』
アメコミ原作のスーパーヒーロー実写映画化。日米ともに3月公開予定だったのが、映画化権と配給権をめぐるワーナー対フォックスの法廷闘争のせいで延期か、最悪の場合は公開中止の可能性も。
『2012』
『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が再び放つディザスター映画で、2012年に世界中が異常気象に見舞われるという話。8月1日公開予定。
『Push』
『ラッキーナンバー7』のポール・マクギガン監督、ダコタ・ファニング主演で、超能力者たちの戦いを描く。米国で2月公開、日本公開は未定。
『Los Cronocrimenes(英題:Timecrimes)』
タイムトラベルを題材にした2007年のスペイン映画で、昨年9月には日本でも第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭で数日だけ上映された。各国の映画祭で受賞するなど評価が高く、米国では昨年12月に公開開始。日本での一般公開も期待したいところ。
日本語サイトがオープンしているのは、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(1月9日)、『007/慰めの報酬』(1月24日)、『ターミネーター4』(6月13日)など。『Star Trek』(5月30日)の予告編はワイアードの翻訳記事で紹介済みなので割愛。
長くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。
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高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」
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