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高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」

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キュート! WALL-E似の3Dウェブカム:UK発でも名前は「ミノル」

2008年10月17日

Minoru3d.jpg
Image: minoru3dwebcam.com


かわいいにも程があるこのルックス。色こそ違えど、映画『WALL・E/ウォーリー』のロボットみたいな外見で、脚部を変形させて卓上に置いたり、モニターの上部に掛けたり(ちょうどモニターの向こうから乗り出してこっちを見るような感じになる!)できるというデザインのアイディアもグッド。

世界初の3Dウェブカムという触れ込みの『Minoru』。サイトには「Minoru from Novo」と書かれているものの、連絡先には英国のPromotion & Display Technology社という別の企業の名前が。このサイトには今のところMinoruについての情報はなく、Novo社についてはサイトも見つからず詳細不明。とはいえ、本家ワイアードのブログによると、開発者の1人David Holder氏が、12月に製造開始して80ドル前後で販売する見込みと語ったとのこと。

製品サイトには"Minoru = Reality!"なんて誇らしげに書かれていて、日本語の「みのる(実)」にちなんで名付けられたそうです。まあ確かに漢字としては「現実」や「写実」の「実」だけど、訓読みすると普通は穀物や果物が「実る」という意味か、男子の名前ですよね。うーん微妙。でもまあ、身近に「実くん」がいたらクリスマスプレゼントにいいかも。

参考:Minoruで撮影した動画のサンプルその1(立体視には赤青メガネが必要)

YouTube動画サンプルその2

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プロフィール

フリーランスのライター、翻訳者としての活動を経て、2010年3月、ウェブ・メディア・地域事業を手がける(株)コメディアの代表取締役に。多摩地域情報サイト「たまプレ!」編集長。ウェブ媒体などへの寄稿も映画評を中心に継続している。

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