2007年11月
「ワリカン」システムのいたずら〜独占は「悪事」なのか?
「独占」は、「市場の失敗」である。ただ、「独占を行う企業は悪事を働いている」という風に誤解してしまいがちだ。そこで今から、「そうじゃないぞ」、ということを説明しよう。
2007年11月30日 11:00
コモンズの悲劇〜共有地とオープンアクセスの問題
「コモンズの悲劇」という見方が重要なのは、多くの環境問題にこの構造が見られるからである。例えば、地球温暖化問題がその典型といっていいだろう。
2007年11月20日 11:00
ボーナスは、モラルハザードへの対抗策なのだ〜契約理論の第一歩
一昔前、日本の企業の多くは、「ボーナス制度」を実施していて、世界的にもあまり例を見ない制度だそうだ。経済学者は、これらのシステムを、きちんとした合理性を持ったシステムだと考えている。
2007年11月14日 11:00
固定給にはそれなりの必然性がある〜リスクシェアリングの考え方
今回は、現在のメカニズム・デザインの研究の原型となったといってもいい「リスクシェアリング」の問題を扱うことにする。
2007年11月 2日 11:00
小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」
過去の記事
- 「ワリカン」システムのいたずら〜独占は「悪事」なのか?2007年11月30日
- コモンズの悲劇〜共有地とオープンアクセスの問題2007年11月20日
- ボーナスは、モラルハザードへの対抗策なのだ〜契約理論の第一歩2007年11月14日
- 固定給にはそれなりの必然性がある〜リスクシェアリングの考え方2007年11月 2日