増える情報とうまく付き合う方法(2) 情報収集の強い味方になるツール
2007年10月12日
ウェブサイトを見て回るとき、これまではブックマークに登録しておいて一つずつ順に更新されているかどうか確認して回る必要がありました。
ですが、ブログなどを情報収集の対象にしようとすると、このやり方だと必ず破綻してしまいます。
ブログの場合は毎日更新されるかどうかわからないので、10人分とか50人分のブログをチェックしようと思うと、毎日見に行くとほとんどのチェックが無駄になります。当然、それでは長続きしません。そういう時に便利なのが、RSSリーダーです。
RSSリーダーは、自分の代わりにそのサイトが更新されたかどうかを見に行って教えてくれるツールです。「RSS」という言葉に馴染みがないので、みなさん意外に使われていないようですが、 「ニュースリーダー」などの呼び方の方がイメージが合うかもしれません。
効率的に大量のブログを閲覧することができるので、情報収集に携わる人、メディアの方とかマーケティングの担当者にとっては、すごく役に立つのではないでしょうか。
バックナンバー:増える情報とうまく付き合う方法 (1)
徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社取締役、ブロガー) 1972年生まれ。NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。情報共有ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。 2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ITmedia BizID「デジタルワークスタイルの視点」の連載や、AllAbout「最新ネットコミュニケーション」ガイド等、最新のネットツールや仕事術に関する複数の執筆・講演活動も行っている。 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログや、ブログコミュニティの「FPNニュースコミュニティ」を運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。 |
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