増える情報とうまく付き合う方法(1) 増え続ける情報量
2007年10月 5日
インターネットによって情報量が増えたと言われています。
では、どれくらい増えたかというと1995年の頃にほぼゼロに近かったドメインの数が、2006年には約1億にもなっているんですね。
95年というと僕が会社に入社した年で、当時のビジネスマンにとって昼は日経新聞、夜はワールドビジネスサテライトというのが主な情報収集のツールでした。
インターネットがなかったので、似たような雑誌やテレビ番組はあったとしても情報収集するための媒体は限られていたんです。
ですが、ドメイン数の増加に象徴されるように、いまはその頃とは比べ物にならないぐらい情報が増えています。今後は増え続ける情報の中から、自分に役立つ情報をいかして集めていくかが重要になってくるでしょう。
徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク株式会社取締役、ブロガー) 1972年生まれ。NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。情報共有ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。 2006年からは、ブログネットワークのアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画し、2007年7月に取締役に就任。ITmedia BizID「デジタルワークスタイルの視点」の連載や、AllAbout「最新ネットコミュニケーション」ガイド等、最新のネットツールや仕事術に関する複数の執筆・講演活動も行っている。 個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログや、ブログコミュニティの「FPNニュースコミュニティ」を運営するなど、幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。 |
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