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合原亮一の「電脳自然生活」

環境問題から生き方まで、地球ととことん付き合う方法論を模索する。

真夏の夜の悪夢2題

2010年9月 8日

7月8月は本当に忙しかった。仕事だけでなく、村の行事やボランティア、親の世話と、何をやっているか分からないほど忙しかった。自然生活の面では、田畑があり、村の夏祭りがあり、ボランティアでは役員をやっているNPOで3回キャンプの裏方を務めた。もちろん仕事もある。

ついでにここ2年ほど骨折や怪我をしてあまり動けなかった老母が、やっと怪我が直った。それなのに誰も趣味の海外旅行に連れて行ってくれない、と嘆くので、仕方なく個人添乗員を勤めて来た。母が希望した行き先が、幸い農業やエネルギー政策で関心を持っていた、オランダやアイスランド。余裕ができたら見聞記を書きたいと思っている(写真はアイスランドの地熱発電所)。

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こうしたごちゃ混ぜ生活を、何とか可能にしてくれるのが電脳の力。この力が無いと、電脳自然生活は成立しない。というわけで、この夏もどこに行くにもMacBook AirとiPadを連れ歩いていた。海外旅行では、iPadが予想以上に役に立ってくれた。どこまで使えるか/使えないかもレポートしたいところなのだが、実は大事件が2つ発生してしまった。

1つはヨーロッパでのiPadパケ死事件。ヨーロッパで便利にiPadを使っていたのだが、恐ろしい金額の請求が来てしまった。もう1つはMacBook Airの醤油鯨飲事件。こちらはキーボードから予想以上の醤油が流れ込んでしまい、眼も当てられない状態に。猛暑の中、寝る間も惜しんで対応する羽目になってしまった。醤油鯨飲事件は8月終わりに発生し、その後被害範囲が拡大してしまい、現在もまだ対応中という困った事態。

まだまだ課題山積みなるも、MacBook Airも仮の状態ながらも使えるようになったし、暑さも少し和らいで来て、気分的な余裕も出て来た。次回から数回に渡って、それぞれの顛末をお伝えしたい。

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プロフィール

川崎重工業人事部・川重米国本社CFOを経てガリレオに参加。ガリレオの業務の傍ら、環境問題、食糧問題に関心を持ち、「電脳自然生活」を目指して有機農業で米、野菜を作る。

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