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合原亮一の「電脳自然生活」

環境問題から生き方まで、地球ととことん付き合う方法論を模索する。

稲の芽が出た

2008年5月20日

「お布団農法」で栽培しているわが家の田んぼで稲の発芽を確認。ああ良かった。ほっと一安心。ただ当分、田んぼの水位を下げないよう注意が必要。

僕の住んでいる地域では今、早い人が田植えを始めている段階。ほとんどの田んぼは代掻きの最中かこれから代掻き。つまり今週末または来週末が田植えのピークという感じだ。ただし苗代は4月下旬に準備するので、苗は既に2葉期から3葉期に入りつつあるところだろう。こちらは発芽したばかりで、とりあえず3週間以上遅れていることになる。

田植え(移植)によるショックで一瞬成長が止まるので、3週間の遅れは2週間程度にはなると思われる。前回からお布団農法に切り替えたのだが、今回お布団敷きが2週間遅れた上に、前回は直播き(お布団農法は実質直播き)による発芽の遅れを考慮して極早稲種を選択したのだが、今年は注文が遅れ中生種しか選択の余地がなかった。その辺りがどう影響するかで収穫が大きな影響を受けるかもしれない。

もっとも、昔は田植えは6月だったそうだ。最近の温暖化と有機栽培による稲自体の適応力の広がりが期待できるし、最近は平均的な稲刈りの時期がかなり早くなっているので、生育が遅れても余裕があるはず。天候さえ順調なら、それほど心配はいらないかもしれない。

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プロフィール

川崎重工業人事部・川重米国本社CFOを経てガリレオに参加。ガリレオの業務の傍ら、環境問題、食糧問題に関心を持ち、「電脳自然生活」を目指して有機農業で米、野菜を作る。

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