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ガリレオの「Wired翻訳裏話」

Wiredの記事選択作業や翻訳作業中に発見したこと、記事に掲載できなかったことなどをいろいろと。

原発事故関連リンク集

2011年3月14日

以下、時間が取れないので個人的メモになりますが、役にたつかもしれないので公開しておきます。(現状でも重大事故が起こる危険性はずっと続いており、手に入る情報が少ないため)

福島を含め、ほとんどの地点の空間放射線量がわからないという状況が不安なのだが、いくつかの原発ではリアルタイムで空間放射線量がわかる。福島が危険な状況かどうかは、以下である程度チェックが可能。東京で個人で放射線量をチェック、ネット公開している人もいる。

以下は、福島の北と南にある原発

女川原発http://bit.ly/hWMmhO
茨城県東海村周辺http://bit.ly/ft06gT 

14日7時半時点での、複数の原発の放射線測定値と大気の動きモデル(東京大学早野先生作図)
http://plixi.com/p/83835134

現在の風 http://www.jma.go.jp/jp/windpro/
(日本全国、高度別)

http://www.benricho.org/map_straightdistance/ 福島原発からの距離を測れる。 福島第一原子力発電所、で入力


以下は個人的な推測です。
女川がかなり高い値(昨日で通常の100倍、本日午前11時すぎ(爆発後)で通常の200倍程度?)を続けているのは気になるが、東北電力によれば女川原発の問題でではない(つまり、福島の水素爆発の影響で高くなっているという意味かと)
ずっと線量が変わらないのは福島1号機が水素爆発を起こした時の飛来物が地面などに付いているのかもしれない。
なお、女川の福島からの距離は120km.
14時20分段階では、11時すぎよりも数値が低くなってきている(昨日程度になった)


財団法人 原子力安全技術センター
原発施設周辺環境モニタリングデータの現況(全国、ただし東北以北は全て「調整中」)

各地方自治体等によるリアルタイム観測データのまとめリンク
http://www11.plala.or.jp/sennin/link/link04/link04.html
(現在稼働していないものも多い)

原子力安全・保安院、緊急時情報ホームページ
http://kinkyu.nisa.go.jp/
(最初の段階から炉心溶融の可能性を書いているなど、情報公開は評価できるが、このところ公開が遅い)


東京電力プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/cc/press/

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Wiredの翻訳を担当しているガリレオ。日本国内や世界の様々なところに住む翻訳者や開発者が、ネットワーク上で協業している。Twitterはこちら

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