2008年12月
ピストバイク・ブームと世界同時多発的バブル崩壊をつなぐ鍵
日本企業が「次」の波をつかまえるためには、困難な時期に先を見通して経営を根本的に再構築する必要があります。CSRはその際どうしても外せないはず。ただし、その際に必要になるのは「私たち、愛される企業になります」っていうのとは多分に異質の思考と戦略です。
2008年12月29日 08:30
終身雇用という「物語」が終わるとき、始まるもの
そもそも読書家ではないのであれですが、ものを読むとき筋の展開や起伏っていうのとはまた別に「読後感」ってあるような気がします。「後味」とでも言うか。この季節だと、ディケンズ先生の「クリスマスキャロル」。何度読んでもほのぼの感に包まれます。
2008年12月22日 08:30
資源開発は「共存共栄」で
前回、韓国の大宇ロジスティクスのマダガスカルへの農業投資に対する批判を概観しました。じゃ、あのような批判を受けず、かつ食料の供給を確保するためにどうすればよいのか。一言で言えば、地元の農家を支援して彼らの生産性向上を図る、ということに尽きます。
2008年12月15日 11:50
「新植民地主義」を回避するCSR調達
韓国の大宇ロジスティクスのマダガスカルへの投資に対するファイナンシャル・タイムスの批判記事を概観してみます。記事のタイトルは、「大宇、広大な土地をタダで入手」。「新植民地主義」、「海賊」、「略奪」といった激しい言葉で形容される本件、韓国の国家イメージにも決して良い影響は与えないでしょう。
2008年12月 8日 11:30
食料安保が引き金を引く「新植民地主義」
エコノミストの諸先生方が吉凶を占ってくださっております。が、先行きは不透明。とても不透明なので現在の金融危機を戦前の大恐慌になぞらえる向きさえ少なくありません。そんな閉塞感のある世情を反映してか否か、最近「植民地」というやや時代がかった言葉に出くわすことが多い気がします。
2008年12月 1日 08:30
藤井敏彦の「CSRの本質」
過去の記事
- ピストバイク・ブームと世界同時多発的バブル崩壊をつなぐ鍵2008年12月29日
- 終身雇用という「物語」が終わるとき、始まるもの2008年12月22日
- 資源開発は「共存共栄」で2008年12月15日
- 「新植民地主義」を回避するCSR調達2008年12月 8日
- 食料安保が引き金を引く「新植民地主義」2008年12月 1日

