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藤井敏彦の「CSRの本質」

企業の社会的責任(CSR)とは何なのか。欧米と日本を比較しつつ、その本質を問う。

2009年1月

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SCP(Sustainable Consumption and Production)、日本語では「持続可能な消費・生産」となります。ある意味でIPPの発展形とも言える環境政策コンセプトです。昨年7月欧州委員会から発表されたのですが、それまでに長く込み入った議論がEU加盟国や様々なステークホルダーを巻き込んでなされています。

2009年1月26日 14:00

先日、ブラッセル時代に一緒に仕事をした友人が訪ねてきてくれました。ささやかながら歓待の宴。いつになく少し懐古的になったりして。日本企業のインタレストを守るため力の限りを尽くした日々、最初の日本人ロビイストとしての使命感と困難。もう5年前のことになりました。

2009年1月19日 14:00

「主義」という言葉が頻用される分野として政策の世界とともに芸術の領域があります。芸術の世界での「様式」は、芸術家の様々な試みを帰納的に一般化、定式化したものですが、中でもある時代を象徴するような強い影響力を有した「様式」に「主義」という言葉があてられるように思います。印象主義とかロマン主義とか。

2009年1月13日 08:30

なすべきは制度の全体的再設計であり、時に新しい規制を導入する必要もある。規制緩和が進んで血で血を洗う競争の中でも人々は諾々と法令を守る、という筋書きは人間というものを単純化しすぎている。日本の社会は、他のすべての社会と同様、別に聖人君子の集まりではないので。

2009年1月 5日 12:00

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藤井敏彦の「CSRの本質」

プロフィール

1964年生まれ。経済産業研究所コンサルティングフェロー。経済産業省通商機構部参事官。著書に「ヨーロッパのCSRと日本のCSR-何が違い、何を学ぶのか」、共著に「グローバルCSR調達」がある。

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