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藤井敏彦の「CSRの本質」

企業の社会的責任(CSR)とは何なのか。欧米と日本を比較しつつ、その本質を問う。

2008年5月

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社会的責任投資(SRI)の背景について考えを巡らせていくと、構造的で知的にも興味深い問題が見えてくるように思います。その意味で、SRIというのはやはり壮大な社会実験であって、まだプラスにもマイナスにも評価できる段階ではないように思います。

2008年5月26日 08:00

日本のCSRの一大特徴は、「まずSRIありき」であったことです。その存在感の大きさはなかなかスゴイものがあります。企業内のポジション、コンサルティングや企業評価の需要の増大など、SRIが日本におけるCSRに関するお仕事、CSR関連ビジネスの成長を促したことは間違いありません。

2008年5月19日 08:00

前回の延長で、今回は金融という機能の視点からCSRを考えます。CSRを考える上でひとつ大きなポイントとなるのは、持続可能性という公共的課題と市場という我々の社会の基本的機能をいかに接合するか、その工夫です。

2008年5月12日 08:00

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藤井敏彦の「CSRの本質」

プロフィール

1964年生まれ。経済産業研究所コンサルティングフェロー。経済産業省通商機構部参事官。著書に「ヨーロッパのCSRと日本のCSR-何が違い、何を学ぶのか」、共著に「グローバルCSR調達」がある。

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